国の重要文化財の灯台でガラス7枚が割れる 警察が文化財保護法違反の疑いで調べる 北九州市門司区
北九州市にある国の重要文化財、部埼(へさき)灯台でガラスが複数枚、割れているのが見つかりました。
灯台を管理する門司海上保安部によりますと、4月14日、北九州市門司区にある国の重要文化財の部埼灯台で、ガラス24枚のうち7枚にひびが入っているのを職員が発見しました。
部埼灯台は高さおよそ10メートルで、割れたガラスは上部にはめ込まれていたものだということです。
3月に職員が訪れた際には異常はなく、門司海上保安部は強風や鳥などの影響で割れた可能性は低いとみて、警察に相談しました。
警察は何者かが故意に割った可能性もあるとみて、文化財保護法違反の疑いで調べています。