【ストップ!詐欺被害】「韓国出身ドイツ育ちの外科医師」名乗るアカウント「アフリカで強盗に遭った」医療費や宿泊費を求められ1300万円分の電子ギフト券をだまし取られる 佐賀
「韓国出身ドイツ育ちの外科医師」を名乗るSNSのアカウントに「アフリカで強盗に遭った」と医療費や宿泊費を求められ、佐賀市の60代の女性がおよそ1300万円分の電子ギフト券をだまし取られました。
警察によりますと、佐賀市に住む60代の女性は6月、「韓国出身ドイツ育ちの外科医師の男性」のアカウントから「友達になりましょう」とSNSでメッセージを受け取りました。
その後、別のSNSに誘導され「アフリカに医師として派遣される」との連絡を受けた後、「強盗に遭い助けてくれる人は誰もいない」「入院費や食費を援助してもらえるとうれしいです」「日本に戻ったらお金を返します」と援助を求められました。
女性は医療費の名目で10万円分の電子ギフト券をコンビニエンスストアで購入し、そのコードを教えました。その後も宿泊費や食費、通関手続き費用の名目で2週間で99回にわたり、電子ギフト券およそ1340万円分を購入し、だまし取られました。
その後、アカウントと連絡が取れなくなり、家族に相談して被害に気づきました。
警察は、SNSで知り合った相手からのお金の要求やもうけ話は詐欺を疑うよう呼びかけています。