「日本語が話せない人が交番に来たら」翻訳機能付き端末を使って警察官が対応訓練 110番は急増 福岡
「日本語が話せない人が交番に来たら」対応訓練
福岡県の田川警察署で7日、日本語を話せない外国人が、交番に訪ねてきたことを想定した訓練が行われました。
■警察官
「特徴を教えてください。」
■翻訳機能付き端末
「Please tell me the characteristics.」
7日、田川警察署で行われた訓練では、落としものや迷子で交番を訪ねてきた日本語を話せない外国人を、警察官が翻訳機能付きの端末を使って対応しました。
外国人に適切に対応することを目的としていて、現場で働く警察官およそ40人が参加しました。
■田川警察署・浜崎淳地域管理官
「日本語が分からない外国の方が、困っている時やトラブルに直面している時は心配で心細いと思う。心配を和らげながら、親切丁寧な対応に努めてもらいたい。」
福岡県警によりますと、日本語が話せない外国人からの110番通報は、去年1年間で417件で前の年よりも362件多くなっています。