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【判決】「家事や育児の負担が大きく疲れが蓄積していた」介護施設の送迎車で居眠り運転 2人死亡の事故で有罪 佐賀地裁

2024年10月16日 19:04
【判決】「家事や育児の負担が大きく疲れが蓄積していた」介護施設の送迎車で居眠り運転 2人死亡の事故で有罪 佐賀地裁

介護施設を利用する高齢者を送迎中にトラックと衝突する事故を起こし、女性2人を死亡させたとされる女に16日、有罪判決が言い渡されました。

佐賀市の木原幸子被告(42)は去年12月、佐賀市の国道で、介護施設の送迎車を運転中にトラックと正面衝突し、送迎車の後部座席に乗っていた93歳と83歳の女性2人を死亡させた過失運転致死の罪に問われています。

佐賀地裁の松村一成裁判官は「居眠り運転した過失は小さくなく、2人が死亡した結果は重大」と指摘しました。

その一方で「家事や育児の負担が大きく、疲れが蓄積していて被告1人を強く非難するには酷」だとして、禁錮4年6か月の求刑に対し、禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

最終更新日:2024年10月16日 19:37
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