福岡市の通称、昭和通りで逆走したとして8日夜、男が逮捕されました。男が乗っていたのは、ペダル付きの原付バイクでした。

8日午後10時前、福岡市中央区港でパトカーで巡回中の警察官が、ナンバープレートが付いていないペダル付きの原付バイクを運転する男を見つけました。

停止するよう求めましたが男は応じず、信号無視をしながら逃走したということです。

男は逃走中の午後10時すぎ、男は福岡市中央区大手門でおよそ300メートルにわたり、通称、昭和通りを逆走した疑いです。歩道の縁石にぶつかり、さらに逃げようとしたところを取り押さえられました。

男は道路交通法違反（通行区分）の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、福岡市の無職の22歳の男です。ヘルメットもかぶっていませんでした。

警察の調べに対し「パトカーに急にサイレンを鳴らされてびっくりしたので逃げただけ」と話しているということです。

警察によりますと、男が運転していたペダル付き原付バイクは電動アシスト付き自転車と違い、ペダルをこがなくてもモーターで自走でき、運転免許やヘルメット、ミラーやナンバープレートが必要だということです。

このような車両は「モペット」と呼ばれ、全国で検挙数や人身事故が増えているということです。