携帯電話会社や警察官かたるウソの電話で「サイト未納金」8200万円だまし取られる
携帯電話会社の社員や警視庁の警察官をかたる男からのウソの電話で、福岡市の40代の男性があわせて8200万円以上をだまし取られました。
警察によりますと、ことし5月、福岡市城南区の40代の男性に、携帯電話会社の社員をかたる男から「サイトにアクセスした未納金が30万円ある」とウソの電話がありました。
その後、別の男が電話で「サイバー保険に加入すれば補填される」などとして、あわせて860万円分の電子マネーを購入するよう指示しました。
また、警視庁の警察官をかたる男からは「預貯金を確認したい」などと東京や富山に現金を宅配便で送るよう指示され、およそ5か月であわせて8260万円以上をだまし取られたということです。
別の特殊詐欺事件を捜査していた岐阜県警が10月、被害者の男性に問い合わせて、男性が城南警察署に相談していました。
警察は「電子マネーをコンビニで買わせるのは詐欺」と注意を呼びかけています。