福岡市の国道で乗用車に“あおり運転”。バイクを運転していた男は「バカにされたと思った」と話しているということです。

こちらは、ドライブレコーダーの映像です。ことし1月、福岡市早良区飯倉の国道で突然、1台のバイクが中央線を越え、乗用車の右前に現れました。

バイクはその後も、車に近い距離を保っているのが分かります。

警察によりますと、バイクを運転していたのは福岡市西区に住む29歳の会社員の男で、39歳の男性が運転する乗用車に幅寄せしたり、車間距離を詰めたりして“あおり運転”をしたとして6月、道路交通法違反（妨害運転）の疑いで逮捕されました。

警察の調べに対し容疑を認め「目が合って笑われ、バカにされたと思った」などと話したということです。

男はその後、釈放され、警察は任意で調べを進めています。

また、男と連なってバイクを運転していた、20歳から24歳のバイク仲間の男3人が“あおり運転”をほう助したとして18日、書類送検されました。いずれも容疑を認めています。