18日の山形県内は庄内を中心に大雨となったところがありました。19日の昼すぎから21日ごろにかけ、再び大雨になるところがある見込みで、山形地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。

県内は18日、庄内を中心に朝から昼すぎにかけて大雨となり、気象台によりますと、1時間当たりの最大降水量は酒田市大沢で7月の観測史上最大の47.5ミリ、酒田市で45.5ミリ、金山町で44ミリなど各地で激しい雨が降りました。

記者リポート「午前11時現在、危険氾濫水位となっている京田川です。川幅いっぱいに茶色く濁った水が広がり水位が高くなっています」

この雨の影響で、鶴岡市を流れる京田川の三和水位観測所と藤島川の藤島水位観測所で、一時、氾濫危険水位に到達しました。現在は水位が下がっています。交通機関は、JR山形新幹線と奥羽線で大雨に伴う線路点検の影響で一時、運転を見合わせたほか、陸羽東線や羽越線でも運転見合わせや列車の遅れが発生しました。
県内は、19日の昼すぎから21日ごろにかけ再び大雨となるところがある見込みです。19日午後6時までに予想される24時間降水量は、多いところで60ミリとなっています。
気象台は、雨雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雨となる可能性があるとして、19日昼すぎから21日ごろにかけ、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。