36店舗が焼けた「鳥町食道街」の大規模火災 2000トンの「がれき」撤去が完了 今後の利用を地権者が協議へ 北九州市
ことし1月に大規模火災が発生した北九州市の飲食店街一帯。およそ2000トンに上るがれきの撤去が完了しました。
■川崎直人記者
「火災から半年を前にがれきはすべて撤去され、このように現場はさら地となりました。」
ことし1月、小倉北区魚町の「鳥町食道街」を中心に起きた大規模火災では、あわせて36店舗、およそ2700平方メートルが焼けました。
がれきの撤去費用には、およそ4000万円の寄付やクラウドファンディングで集まったお金があてられ、ことし4月からおよそ2か月半かけて行われた撤去作業が28日、完了しました。
■魚町火災復旧対策会議・戸田和雄会長
「がれきを撤去するのに皆さんからいろんな寄付をいただいて、できたことは本当にありがたいと思っています。」
さら地となった場所の利用については今後、地権者などで協議するということです。