8日午後、宮崎県沖の日向灘で最大震度6弱の地震がありました。この地震による福岡県・佐賀県への影響をお伝えします。

震度4を観測したのは、福岡県の柳川市、大川市、佐賀県の佐賀市、神埼市、白石町です。

震度3を観測したのは、福岡県の大牟田市、久留米市、筑後市、中間市、小郡市、うきは市、嘉麻市、朝倉市、みやま市、新宮町、水巻町、遠賀町、筑前町、大刀洗町、大木町佐賀県の小城市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町、江北町です。

また、長周期地震動・階級2を観測したのは福岡県の久留米市津福本町、長周期地震動・階級1を観測したのは佐賀市駅前中央です。

長周期地震動とは大きな地震で生じる、周期（揺れが１往復するのにかかる時間）が長い大きな揺れのことをいいます。 長周期地震動により、高層ビルは大きく長時間揺れ続けることがあります。また、長周期地震動は遠くまで伝わりやすい性質があり、 地震が発生した場所から数百キロ離れたところでも大きく長く揺れることがあります。

長周期地震動・階級2は、高層階では室内で大きな揺れを感じます。棚にある食器や本が落ちることがあります。長周期地震動・階級1高層階では、ほとんどの人が揺れを感じます。つり下げているものが大きく揺れます。

また、有明海には若干の海面変動の恐れが発表されています。