カラスの死骸からも陽性確認 佐賀・鹿島市で今季全国初の鳥インフルエンザ 養鶏場で4万羽の処分進む
今シーズン全国で初めて鳥インフルエンザが確認された佐賀県鹿島市の養鶏場で、飼育されているニワトリの殺処分が続いています。
■「白い防護服を着た作業員が殺処分を進めています」
25日、高病原性鳥インフルエンザが確認された佐賀県鹿島市の養鶏場では、24時間態勢で処分が進められています。26日8時の時点で、飼育されている4万羽のうち、およそ3万羽の処分が終わり、佐賀県は26日午後3時をメドに処分を終えたいとしています。
また、現場の養鶏場からおよそ1.5キロ離れた場所で野生のカラスの死骸が見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性が確認されました。今後、確定のための遺伝子検査を行うとともに、佐賀県は野鳥の監視を強化しています。