北九州市若松区の古民家から、大量の乾燥大麻や大麻草が押収されました。警察は一連の捜査で、20代から40代の男女10人を検挙しました。

警察によりますと、2023年2月、大麻取締法違反の疑いで北九州市若松区の古民家を家宅捜索しました。

情報提供を受け内偵捜査を進めていたもので、古民家の中にいた建設業の男(33)とアルバイト従業員の男(31)が、ポリ袋入りの大麻を販売目的で所持したとして現行犯逮捕されました。

さらに2人は、2022年7月ごろから現行犯逮捕されるまで、同じ古民家で大麻草を栽培していた疑いでも再逮捕されました。

警察は古民家から、末端価格にして約2155万円相当の乾燥大麻・約4.3キログラムや大麻草115本、スマートフォンなどを押収しました。

スマートフォンの解析では、大麻の購入に関するSNS上のやり取りが確認されたということです。

警察はさらに捜査を進めた結果、大麻を所持したなどとして先に逮捕した男2人のほか、28歳から43歳の男女8人を検挙し、捜査を終えたということです。