【マイナ保険証】「現在の保険証を残して」医療従事者が街頭で訴え 福岡
12月2日から健康保険証の新規発行が停止され、「マイナ保険証」の利用を基本とする仕組みに移行します。福岡市で、医療従事者が「現在の保険証を残してほしい」と訴えました。
福岡市博多区のロータリーでは2日、近くの診療所と病院で働く医療従事者など60人が「現在の健康保険証を残してほしい」と訴えました。
2日から健康保険証は、マイナンバーカードを使う「マイナ保険証」に一本化されます。従来の健康保険証は原則廃止されますが、今後、有効期限まで最長1年間は使用できます。
街頭活動を主催した福岡医療団に所属する、千鳥橋病院の山本一視院長は「マイナンバーカードは取得が困難な人も多い。 全員に医療へのアクセスを保障することが国の責任だ」と話しています。
最終更新日:2024年12月2日 12:14