ヒアリ300匹を確認 福岡市東区のアイランドシティのコンテナヤード付近
福岡市東区のアイランドシティのコンテナヤード付近で、攻撃性があり強い毒があるヒアリ300匹が確認されました。環境省と福岡県、福岡市が29日、同時発表しました。
発表によりますと、福岡市のアイランドシティ西側のコンテナヤード外側のフェンス沿いで25日、ヒアリの働きアリおよそ300匹を確認したということです。
環境省が定期的に行っている博多港周辺での調査で16日にアリ1匹を採取し、22日にヒアリと確認されたため25日に追加の現地調査を行ったものです。
これまでに健康被害は報告されていないということです。引き続き、目視やトラップによる調査と防除を行い、定着防止に取り組むとしています。
ヒアリは外来生物法で要緊急対処特定外来生物に指定されていて、刺されると体質によってはアナフィラキシーショックを起こす恐れがあります。
国内では2017年6月、福岡県では2017年7月に初めて確認されました。県内ではこれまでに福岡市と北九州市で確認されていて、これで9例目です。
発見された詳しい場所は明らかにされていませんが、ヒアリに似たアリを見つけた場合は絶対に素手で触らず、環境省のヒアリ相談ダイヤルか最寄りの市町村、県の保健福祉環境事務所に連絡するよう呼びかけています。
※環境省のヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110 (午前9時~午後5時・12月29日~1月3日を除く)
IP電話の場合 06-7634-7300