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ホークス藤本監督が涙の退任会見 来季監督最有力の小久保2軍監督「やるしかない」

2023年10月17日 17:24
ホークス藤本監督が涙の退任会見 来季監督最有力の小久保2軍監督「やるしかない」
ホークス藤本監督が涙の引退会見

クライマックスシリーズのファーストステージ第3戦で、ホークスは延長戦の末、敗退となりました。今シーズン限りで退任する藤本監督は、会見で感謝述べるとともに、来季への期待を選手に託しました。

17日午後3時すぎ、今季限りでの退任となったホークスの藤本監督が会見に臨みました。

■福岡ソフトバンクホークス・藤本博史 監督(59)
「しんどかった2年とも言えるし、選手が本当に頑張ってくれたので、楽しい2年間でもありました。」

藤本監督、最後の試合となった16日のクライマックスシリーズファーストステージ第3戦では、延長10回に一挙3点を奪った直後の大逆転劇で、2年連続のクライマックスシリーズ敗退となりました。

■藤本監督
「ここという時に勝てなかった。そういうところ。ああいうプレッシャーの中で、選手はみんな一生懸命頑張ってくれたし、コーチもしっかり準備してくれたし、スタッフもみんな支えてくれたので、結果は仕方なかったと思います。」

去年、監督に就任してからV奪還に力を尽くしてきた藤本監督は、志半ばでの退任となりましたが、最後は来季に向かう選手への期待で締めくくりました。

■藤本監督
「1勝1勝を大事に戦っていく、1勝を絶対勝ち取るという強い気持ちを持って。これから出てくるであろう若い選手がたくさんいるので、これからもどんどん強くなっていくと思うし、期待もしています。」

■藤本監督
「(Q. 藤本さんにとってホークスとは?)人生の半分ですからね。お世話になりました。」

悔しい敗戦から一夜明け、宮崎県で開かれている若手選手が参加する教育リーグで指揮を執っているのは、小久保裕紀2軍監督です。

藤本監督のあとを継ぎ、来季の新監督に就任するとみられています。

1994年にドラフト2位でダイエーホークスに入団した小久保2軍監督は、当時王監督のもと、主に4番として活躍し、1999年にはダイエーホークスとして初のリーグ優勝、そして日本一に貢献しました。

現役引退後、おととしには将来の監督候補として、ヘッドコーチとしてホークスに復帰、去年から2軍監督を務め今シーズン、ウエスタンリーグを制覇しました。

その勢いのまま、ファーム日本一に輝きました。

■福岡ソフトバンクホークス・小久保裕紀2軍監督
「正式には何もないので。メディアでは出ていましたけど。現時点で答えられる話はないです。(チームとしては)悔しい思いをしているので、やるしかない。具体的な策を考える段階ではない。」

地元からもエールが送られます。

■20代
「2軍で監督をしていて、過去、侍ジャパンの監督もされていたので、いい結果を残してくれるのではと期待しています。」

■60代
「打って打って、打ちまくってほしい。小久保監督になるなら、特に鍛えて打ち勝ってほしい。」

■70代
「優勝しかありません!」

早くもV奪還を絶対の使命として、来季に向けて動きだしたホークスですが、どんなチームになるのか期待がかかります。

最終更新日:2023年10月17日 18:18
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