福岡県医師会インフルエンザ対策呼びかけ 寒さ本格化とともにさらなる感染拡大も
福岡県内で『注意報』が発表されているインフルエンザについてです。
県医師会は15日、今後寒さが本格化するなかで感染がさらに広がる恐れがあるとの見方を示し、注意を呼びかけました。
■福岡県医師会・堤康博 副会長
「コロナ禍を乗り越えて平時の生活に戻りつつあるが、基本的な感染症対策への意識が緩みがちになっていると思うので、今一度各自が意識してできる限りの対策をしていただければと考えています。」
福岡県内のインフルエンザの感染者は、11月5日までの1週間で1医療機関あたり22.29人と、6週連続で注意報が発表されています。福岡県医師会はインフルエンザの感染が広がっている理由について、去年までは感染症対策の徹底で患者は少なかったものの、インフルエンザに対する免疫が低下している状態になっているとの見方を示しました。
その上で、これから寒さが本格化するなかで感染がさらに広がる恐れがあるとして、手洗いやうがい、マスクの着用など、基本的な感染対策を呼びかけています。