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西鉄社長「速やかに公表すべきだったと深く反省」バスのドアに手を挟んだまま発車し男性が重傷

2025年3月21日 17:37
西鉄社長「速やかに公表すべきだったと深く反省」バスのドアに手を挟んだまま発車し男性が重傷

ことし1月、福岡市で西鉄バスが男性の手を挟んだまま発車し、大ケガをさせていた問題で、西鉄の林田社長は21日の定例会見で陳謝し「速やかに公表すべきだった」と話しました。

先ほど、午後4時に始まった西鉄の定例会見。

■西鉄・林田浩一社長
「申し訳ございませんでした。」

冒頭、西鉄のトップ自ら陳謝しました。

西鉄によりますと、ことし1月22日午後7時半ごろ、福岡市中央区大名のバス停で、西鉄の路線バスに乗ろうとした60代の男性の手がドアに挟まりました。運転手は気づかずにバスを発車させたため、男性の手を挟んだまま、およそ10メートル走行しました。

ドアから手が離れた際に男性は路上で転倒し、両足を骨折する重傷を負いました。

西鉄の林田社長は会見で、これまで事故を公表しなかったことについても言及しました。

■林田社長
「事故直後に関係者のご意向等に鑑み控えておりましたが、安全にご利用いただく公共交通を担う弊社といたしましては、今回の事故は発生したことにつ いて速やかに公表すべきだったと深く反省いたしております。」

また、監督官庁にあたる九州運輸局には事故翌日に報告したと話しました。

事故については警察も把握していて、西鉄は捜査に全面的に協力するとともに、すべてのバスの乗車口付近に安全確認用のモニターを設置するなど再発防止に努めるとしています。

最終更新日:2025年3月21日 19:12
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