北朝鮮“人工衛星”発射 福岡県も情報収集 危機管理担当職員が緊急参集
日本政府は21日夜、北朝鮮がミサイル技術を使用し発射したものが、沖縄県の上空を太平洋へ通過したと発表しました。福岡県でも情報収集が行われました。
韓国軍などによりますと21日午後10時43分、北朝鮮は東倉里から南の方向に、打ち上げを予告していた軍事偵察衛星を発射しました。
日本政府は21日午後10時46分、沖縄県を対象にJアラートを出し避難を呼びかけましたが、その後、衛星の通過が確認され、警戒は解除されました。
■岸田首相
「(北朝鮮が)人工衛星と称したとしても弾道ミサイル技術を使用した発射は、明らかに国連決議違反であります。」
福岡県庁では21日夜、危機管理の担当職員5人が緊急に集まり、福岡県内の市町村や福岡県外で漁をしている漁業関係者などと連絡を取り情報を収集しました。
■福岡県防災危機管理局・武藤秀輝 企画監
「実際の影響が出ていないということを確認しているところ。(福岡県内に被害がある)可能性がないとは言えないから。」
日本政府によりますと発射後に上空で分離した1つは朝鮮半島西側の東シナ海に、もう1つは太平洋に落下したということです。
また、発射された衛星の地球周回軌道への投入は確認されていないということです。
韓国軍などによりますと21日午後10時43分、北朝鮮は東倉里から南の方向に、打ち上げを予告していた軍事偵察衛星を発射しました。
日本政府は21日午後10時46分、沖縄県を対象にJアラートを出し避難を呼びかけましたが、その後、衛星の通過が確認され、警戒は解除されました。
■岸田首相
「(北朝鮮が)人工衛星と称したとしても弾道ミサイル技術を使用した発射は、明らかに国連決議違反であります。」
福岡県庁では21日夜、危機管理の担当職員5人が緊急に集まり、福岡県内の市町村や福岡県外で漁をしている漁業関係者などと連絡を取り情報を収集しました。
■福岡県防災危機管理局・武藤秀輝 企画監
「実際の影響が出ていないということを確認しているところ。(福岡県内に被害がある)可能性がないとは言えないから。」
日本政府によりますと発射後に上空で分離した1つは朝鮮半島西側の東シナ海に、もう1つは太平洋に落下したということです。
また、発射された衛星の地球周回軌道への投入は確認されていないということです。