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看護師や保健師の実態調査結果 人手不足で命を守る医療の現場で長時間労働 福岡

2023年12月11日 17:39
看護師や保健師の実態調査結果 人手不足で命を守る医療の現場で長時間労働 福岡
看護師や保健師の実態調査結果

看護師や保健師の勤務実態調査の結果が発表されました。慢性的な人手不足と過酷な夜勤実態が改めて浮き彫りとなり、当事者たちが悲痛な思いを訴えました。

福岡県医療労働組合連合会が11日に開いた会見には、看護師7人が参加しました。

■福岡県医療労働組合連合会・団野美保 執行委員長
「もともと8時間勤務をみなさんしていると思いますが、それを人がいないために16時間という長時間労働を、この命を守る現場でさせていることが、一番の看護師不足で起っていることじゃないかなと思います。」

調査は去年10月から12月に行われ、福岡県内で働く看護師や保健師などのうち、1640人が回答したものです。

その結果、長時間労働になりやすい“2交替制”で働いている人が5割を超えたということです。

また、仕事を辞めたいと思いながら働いている人が8割近くにのぼり、辞めたい主な理由としては、「人手不足で仕事がきつい」「思うように休暇が取れない」「賃金が低い」などが挙げられました。

福岡県医療労働組合連合会は、「国にもっと看護師不足について議論し、どうしたら増やせるのか検討してほしい」としています。

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