8・6式典の入場規制 平和公園全体に拡大へ 広島市が安全対策強化
広島市は今年の8月6日の平和記念式典で、入場規制を平和公園全体へ拡大する方針を固めたことがわかりました。
広島市は、8月6日の平和記念式典開催にともない、毎年、平和公園の原爆慰霊碑周辺などへの立ち入りを規制しています。関係者によると、これまでは公園の一部としていた規制を、今年は公園全体に広げる方針だということです。原爆ドーム周辺などでも手荷物検査を実施し、拡声器やプラカード、のぼりなどの持ち込みを禁止します。原爆ドーム周辺では、去年の8月6日にデモ団体の一部が広島市の職員に暴行を加えたとして逮捕・起訴されています。事件を受けて、広島市と広島県警が安全対策の強化を検討していました。