コンビニ殺人未遂事件 被告の男に懲役12年を求刑 広島
コンビニエンスストアで客の女性をナイフで刺し殺害しようとした罪などに問われている男の裁判で、検察は被告に懲役12年を求刑しました。
「殺人未遂」などの罪で起訴されているのは、住所不定・無職の男(77)です。起訴状によると去年3月、広島市安佐南区のコンビニエンスストアで、客の女性の腹をめがけてナイフで複数回突き、倒れた女性の太ももを突き刺すなどした疑いです。
検察は、被告が「人を殺して死刑になりたい」などと話していたことを指摘。身勝手で強い非難を受ける犯行だとして懲役12年を求刑しました。一方、弁護側は明確な殺意を否定。「被告には適応障害があり14年以上治療していた」などとして懲役3年6カ月が相当としました。判決は3月3日に言い渡されます。
【2025年2月26日放送】
最終更新日:2025年2月26日 17:37