広島在住の韓国人被爆者が祖国訪問へ
広島在住の在日韓国人被爆者らが、韓国政府の招待を受け広島空港を出発しました。現地では、尹大統領や韓国在住の被爆者と交流する予定です。韓国・在外同胞庁の招待を受けソウルに向かったのは、広島に住む在日韓国人被爆者ら38人です。2023年5月、「G7サミット」で広島を訪れた尹大統領が、在日韓国人被爆者と面会。「発展した祖国を見てほしい」と、招待する考えを伝えていました。滞在は10月3日までで、尹大統領との食事会や、韓国在住の被爆者との交流などが予定されています。
■韓国原爆被害者対策特別委員会 権俊五 委員長
「(招待する)約束をお守りいただいたことに対して まずもって感謝申し上げます。在韓被爆者の方もお招きをいただいているということを聞いておりますので皆さん方と交流ができたらいいなと」
招待された38人のうち32人が、77歳から92歳の被爆者です。
(2023年9月28日 放送)