糖尿病予防啓発へライトアップ
近年増加する「糖尿病」の予防や治療を呼びかけようというライトアップが、広島県呉市の大和ミュージアムで始まりました。
2日夜、呉市の大和ミュージアムでは、展示物が”青色”にライトアップされました。
11月14日の「世界糖尿病デー」のイメージカラーです。
手がけたのは呉市の医師会のメンバーです。
●国立病院機構呉医療センター 久保田益亘医師
「糖尿病の啓発のため、たくさんの方にみにきてもらえることを期待している。」
糖尿病は日本の国民病とも言われ、強く疑われる人や予備軍とされる人が合わせて2000万人に上ると言います。
●国立病院機構呉医療センター 久保田益亘医師
「重症になると喉がすごく乾き、おしっこがたくさん出て体がしんどくなるという症状が出てくるのですが、軽症のうちはほとんど無症状で経過するので、気付かれにくいという特徴がある。」
長期間放置すると目や腎臓にも合併症をおこす恐れがあるため、医師は定期検診や生活習慣の改善を呼びかけています。
●国立病院機構呉医療センター 久保田益亘医師
「みなさんの早期発見・早期治療、そして糖尿病の予後の改善を期待したいと強く思う」
糖尿病の予防や治療を呼びかける青色のライトアップ。
大和ミュージアムでは、11月15日まで行われるほか、広島県内各地で実施されるということです。
【2023年11月3日放送】