深夜の地震で広島県内も震度4 住宅の塀が崩れるなどの被害も
17日夜の豊後水道を震源とする地震では、広島県内でも最大で震度4の揺れを観測しました。交通機関に影響が出たほか、住宅の塀の一部が崩れるなどの被害が出ました。
■広島市のホテルに宿泊した人
「10階でしたから結構揺れました」
「船に乗っているみたいなゆっくりとした横揺れでした」
■広島市在住の人
「立って食器棚をおさえていた。ゆれましたね」
■地震時の映像(県民記者投稿)
「やばい、やばい」
地震が発生したのは18日午後11時14分頃でした。震源は豊後水道で、県内では呉市や江田島市などで震度4、広島市などで震度3を観測しました。
■渡邊洋輔リポート
「午前0時7分のJR広島駅です。地震が発生した影響で電車に遅れが発生しています」
JR広島駅では乗客などに混乱した様子は見られませんでしたが、在来線で最大10分程度の遅れが発生しました。
地震発生直後の山陽新幹線の車内の様子です。乗客によると、5分程度停電したということです。山陽新幹線は地震発生直後から12分間、三原~徳山間で運転を見合わせ、約600人に影響が出ました。
■大塚謙一リポート
「レンガが30個、40個ぐらいでしょうか。上から崩落して下に落ちています」
呉市の両城では、民家のブロック塀の一部が崩れました。けが人はいないということです。
■付近の住民
「異物が見えたので何かなと思って下りてきたらこれが全部落ちていて、ここまできていて道路をふさぐくらい」
また、広島市では40代の女性が頭に軽傷を負ったほか、70代の女性が舌を噛んで出血するケガをしました。
(2024年4月18日放送)