福山の経済団体 「スポーツパーク」構想実現に向けアメリカの球場視察 広島・福山市
福山市の経済団体が、野球場などを備える「スポーツパーク」構想の実現に向け、アメリカの球場を視察し、その結果を市長に報告しました。
29日午後、広島経済同友会福山支部の小川支部長が、枝広市長に視察内容をまとめた報告書を手渡しました。
経済同友会が、福山市総合体育館「エフピコアリーナふくやま」の隣に、野球場と運動広場を整備する「スポーツパーク」構想を市に提案したのは2021年でした。
そしてその実現に向け、2023年10月に同友会の会員8人が、視察のために渡米しました。
アメリカでは、メジャーリーグ傘下の3A球団が本拠地とする3か所の地方球場を視察しました。
訪れた球場では、スコアボードや客席、ロッカールームなどを現地の担当者とともに視察…。更に球場の建設やイベントの利用について説明を受け、それらを報告書にまとめました。
29日は枝広市長が、球場の運営主体について質問し、同友会は「これから考える」としました。
■広島経済同友会福山支部 小川恭史 支部長
「市長も真剣に聞いてもらって今後の選択肢にも入れると言ってもらったので、我々もこれに応えて先ほど言われた色んな課題をこれから勉強して、できればもう1回提案したい」
■福山市 枝広市長
「まだまだつめないといけない課題を持っていると伺ったので、そういったことをつめてもらいながら引き続き選択肢の1つとして議論させていただきたい」
「スポーツパーク」の建設費は、現時点でおよそ100億円を見込むとしています。
【2024年1月29日放送】