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変わる入社式 ゲームや両親への感謝伝達 新入社員の抱負は? 

2024年4月1日 19:54
変わる入社式 ゲームや両親への感謝伝達 新入社員の抱負は? 

広島県内の企業では、新入社員たちが新たな一歩を踏み出しましたが、入社式にゲームを取り入れるなどユニークな「変化」も起きています。

■e-Sports実況
「インサイドをついていく。そしてグレーは今飛び出してしまった!」

レーシングゲームをプレーするのは自動車メーカー・マツダの新入社員。
先輩社員とチームを組み、マツダ車を操って対戦します。「走る歓びを届け続ける」という思いを共有しようと今年の入社式で初めて企画されました。
マツダの入社式には、新入社員608人が出席。毛籠勝弘社長は、広島で生まれ育った企業の一員として、フレッシュな原動力になってほしいと激励しました。

■マツダ新入社員 澤村知紗さん
「業界としても大きな変革や変化が求められていますので、きょう入社した同期とともに、前向きにいろいろな課題に向けて向き合っていこうと思います」

一方、県職員の採用にも新たな試みです。
1日に辞令の交付を受けた253人のうち3人は、全国初となる「防災職」で採用されました。今後、県の危機管理を専門に担います。

■広島県危機管理課(防災職) 郷田爽真さん
「自然災害が頻発している中で、しっかりと情報を共有・周知することで、迅速な対応で県民の命を守ることにつながればいいなと」

こちらは、お好み焼きのソースなどを手掛けるお多福グループの入社式。
新入社員14人が、両親などへ感謝の言葉を伝えました。

■お多福グループ新入社員 宮本勇太さん
「一番話す機会が多かったのは母親で、そんなに料理はおいしい方ではなかったかもしれませんが、本当に毎日作ってくれてありがとうございます」

企業ごとに特色のある入社式が行われ、社会人のスタートラインに立った若者たち。旅立ちを記念する1日となりました。

■■■■【スタジオ】■■■■

入社式にも「変化」を感じましたが、ほかにも、新年度から変わることがあります。

①運送業などの残業規制いわゆる、2024年問題。
広島市中央卸売市場では、すでに影響が出ています。
これまで鹿児島産のきゅうりとピーマンは広島まで直通で輸送されていましたが、時間外労働を減らすため、北九州の市場を経由して届くようになったということです。

②新型コロナ支援策の終了ワクチンの無料接種が終わり、年齢などに応じて、費用の一部もしくは全額が自己負担となります。
また、治療薬も通常の薬と同じく、自己負担が生じます。

③日本銀行が17年ぶりの利上げを決定したことを受け、広島銀行やもみじ銀行などは、普通預金の金利を年0.001パーセントから20倍となる年0.02パーセントに引き上げるなど、私たちの暮らしにも変化が起きていきそうです。
【2024年4月1日放送】

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