呉市で生産者直営の「カキ小屋」実証実験はじまる
県内有数のカキの産地・呉市で生産者が直営する「カキ小屋」の実証実験が始まりました。
JR呉駅からほど近い場所に現れたテント。その名も「くれオイスターランド」です。呉市内8つのカキ生産者らが営み、周辺の4つの海域で獲れる新鮮なカキが売りです。
■澤村優輝アナウンサー
「イチオシの牡蠣バケツ焼きではこの大きな牡蠣をいただくことができます。口の中に広がるうまみと磯の香り水分量も多くてとてもおいしいです」
メニューは蒸しガキにカキの釜めし、カキフライなど全て呉産のカキを使用しています。
■呉産かき振興協議会 田中耕三さん
「おいしいカキを食べてもらうだけでだはなくグッズを持ち帰ってもらったりなにかその場で体験してもらったりテーマパークのような場所になっていったらいいのかなと」
生産者が直営するカキ小屋は呉市中心部では初めて。観光の目玉としても期待されており、呉市も約400万円を補助しています。
■呉産かき振興協議会 田中耕三さん
「今年もものすごくおいしいカキがたくさんできあがってきている。たくさん食べてもらいたい」
営業は週3日。需要や採算性を探るための実証実験は3月末まで続き、次の冬以降に本格的な営業を目指します。
(2024年1月12日放送)