広島県内全域にインフルエンザ警報発令 11月の発令は14年ぶり
広島県は24日、患者数が基準値を超えたとして、県内全域に「インフルエンザ警報」を発令しました。
県によると、11月13日から19日の定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数は、県内の7つの保健所のうち3か所で「警報」の基準となる30人を上回りました。
なかでも、竹原市や東広島市など西部東保健所の管内では1医療機関あたり45.4人と前の週から20人近く増えました。
また、県内では11月13日からの1週間で学級閉鎖などが51件報告されています。県内でのインフルエンザ警報は2019年12月以来で、11月の発令は14年ぶりです。
県はこまめな手洗いや予防接種など対策を呼びかけています。
(2023年11月24日放送)