■宮脇リポート
「冷たくて気持ちいい。しかもこれ温泉なんです。」

広島の新たな魅力を感じてもらおうと県内6か所で始まった「夏の温泉巡り」。広島市佐伯区の湯来ロッジもそのひとつです。

■宮脇リポート
「源泉かけ流しのこちらの温泉今入っているこの浴槽の温度が29.7℃と少し温度が低めなので、この夏の時期もゆっくり長く浸かることができて本当に気持ちいいです。」

源泉が25度未満の温泉は冷鉱泉と言われます。いわゆる「冷たい温泉」は広島県内に331あり、その数は全国一です。

アンバサダーとして盛り上げるのが写真家として中四国を中心におよそ500の温泉を巡ってきた中野一行さんです。

フォトグラファー中野一行さん
「冷鉱泉というのは一見、地下水のようにも思えるが温泉法上でちゃんとした検査を行った冷たい温泉です」

同じく佐伯区にある湯の山温泉の源泉は23.5℃。4メートルの高さから流れ落ちる打たせ湯は暑さでほってった体を冷ましてくれます。

■温泉ソムリエ　フォトグラファー中野一行さん
「広島は温泉がないというイメージがあるかもしれないが、広島は夏温泉、夏に入るのには最適な温泉だと思うので今のシーズン素晴らしいポテンシャルを持った温泉。」

今日は大竹市の36度を始め、広島県内6か所で猛暑日となっています。あすも日差しが照り付ける見込みで、熱中症に警戒しながら、あの手この手で暑さを乗り切る必要がありそうです。

【2024年7月23日　放送】