安芸郡海田町の「遺体なき強盗致死事件」 主犯とされる男に無期懲役の判決 広島地裁
安芸郡海田町で男性に暴行を加えて死亡させ現金を奪い取ったとされる事件で、主犯の男に無期懲役の判決が言い渡されました。
強盗致死などの罪で判決を受けたのは、今泉俊太被告です。判決によると、今泉被告は2022年6月、別の被告と共謀し、当時71歳の男性に預けた投資資金を回収するため、海田町の事務所で男性を暴行して死亡させた上、現金11万円を奪い取りました。
10日の判決公判で、後藤有己裁判長は「被害者を死亡させた責任はほぼ全て被告が負うべき」と指摘。「反省しておらず、減刑すべき事案とは言えない」などとし、検察側の求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。弁護側は即日控訴しています。
(2024年10月10日放送)
最終更新日:2024年10月10日 19:22