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住宅の建設コストの削減を目指し、3Dプリンターで建物をつくる実証実験 広島

2024年5月28日 18:46
住宅の建設コストの削減を目指し、3Dプリンターで建物をつくる実証実験 広島

住宅の建設コストの削減を目指し、3Dプリンターなどを使って建物をつくる実証実験が安芸郡坂町で行われています。

組み立てられているのは、”3Dプリンター”で作った建物のパーツです。

兵庫県の住宅メーカーが安芸郡坂町で建設を始めました。

モルタルづくりの外壁などは3Dプリンターを使い7つのパーツに分けて作られました。

パーツを組み立てた後は、鋼の繊維を含む特殊なコンクリートで固めます。メーカーはこの工法により鉄筋や鉄骨を使用せず、家を建てることを目指しており、工期の短縮や建設コストの削減が期待できるといいます。

■セレンディクス 飯田國大COO
「鉄筋を入れることによって施工の時間が長くなったりいろんな課題が出てきています。その問題を解決するためには鉄筋を使用しないことを今後の技術として考えている部分があります」

今回は、3日間の工事で、高さ4メートル、広さ10平方メートルの建物を完成させる予定です。今後、周辺でイベントが開かれる際の休憩スペースとして活用することにしています。

【2024年5月28日 放送】

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