年末年始、新幹線「のぞみ」は全席指定! 自由席特急券はどうなるの!? 予約状況やピーク予想についてプレゼン!【アナたにプレゼン・テレビ派】
広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。年末年始の新幹線について、宮脇靖知アナウンサーがプレゼンします。
年末年始はどこで過ごす?
新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行して、初めて迎える年末年始予定について、番組内でアンケートを取ると、「実家も自宅も広島なので、広島で過ごします。姉たちが広島に帰ってきてくれることが多いです。」など、広島で過ごすという方が断トツでした。また、「年末年始にUSJに行きます。初めて深夜にアトラクションに乗ってみたいなと思います。」と、県外に出るという方も。一方で、「コロナ禍前は、年末から兵庫県の夫の実家で過ごしました。お餅つきをしたり、赤穂温泉に宿泊したり、たくさんの親戚に会って、食事を楽しんだりしましたが、昨年末は家族がバタバタとコロナに感染。今年はインフルにと嫌な予感がするので、赤穂温泉も予約せず、年末の予定は決められずにいます。」と、予定が決まっていない方もいました。
年末年始の動向を、新幹線の予約状況から見ていきます。12月11日時点で、予約席数は88万席1千席となっており、前の年と比較すると、かなり増えています。また、2018年と比べても、106%ということで、コロナ前に完全に戻りつつある、あるいはそれ以上の移動が予想されます。
実際、ピークはどういう状況なのか、山陽新幹線の広島・岡山エリアに関しては、下りが12月29日金曜日、上りは1月3日水曜日が、最も混雑すると見られています。また、時間帯によっても込み具合が違ってきますので、ホームページなどで調べて、この辺りに移動しないといけない場合は、その時間以外の列車に乗るということが、求められるかもしれません。
新幹線の座席が、全席指定席に!?
年末年始に、新幹線に大きな動きがあります。12月28日から1月4日まで、のぞみは全席指定になります。理由としては、長時間ホームでの混雑を緩和する、それから座って快適に旅行してほしいということです。
では、新幹線の座席数はどうなっているのでしょうか。グリーン車の200席数は変わりません。自由席250席が、指定席に振り替えられるので、指定席としては、1便ごとに1118席が設けられて、全体的には1.3倍ほど増えるということです。
自由席の特急券を持っている場合は…!?
では、自由席特急券で、のぞみには乗車できないのか…自由席には、好きなタイミングで、乗りたいという乗客もいます。この疑問についてJRは、「お座りいただけませんが、グリーン車ではなく、普通車のデッキなど、立席では利用可能です。」と回答しています。全く乗ることができないというわけではありませんが、ただ混雑状況によっては、乗車できないこともありますということです。
続いて、デッキに乗車する場合、指定席のある客室内に入ってもいいのかどうか…JRの回答としては、「基本的には普通車のデッキ席で、立ち席お願いします。ただ、混雑状況により、客室内の通路に誘導する場合もあります。」ということでした。12月28日から1月4日の間に利用する方は、指定席の予約をしておくということがおすすめと言えそうです。
【テレビ派 2023年12月18日放送】