核禁条約の締約国会議に出席の被爆者が帰国報告 現地で学生などに証言
核兵器禁止条約の締約国会議に参加した被爆者がアメリカから帰国し、学生への証言など現地での活動を報告しました。
広島県被団協の箕牧智之理事長は、国連本部で開かれた第2回締約国会議にあわせて渡米し、会議を傍聴したほか、現地の学生などに被爆体験を語りました。11月29日にニューヨーク市立大学で証言した際には、学生から手書きのメッセージを受け取ったということです。
■広島県被団協 箕牧智之理事長
「戦争だけはだめ。私が言いたかったのはあなたの命も私の命も同じ重さ。地球よりも重い」
また、日本や核保有国が会議に参加するよう、今後も署名活動などを通して訴えていきたいと語りました。
【2023年12月7日放送】