「町内放送を聞いて捜索に」高齢女性を保護した父娘に感謝状
■若本秀二さん
「ここで声をかけましたどこに行くんですか?と聞いたら家を忘れたんです」
自分の家が分からなくなり、道に迷っていたという80代の女性。近くの交番まで送り届けたのは、広島市安佐北区に住む若本さん親子です。8日、警察から感謝状が贈られました。
3月14日午後8時ごろ
■父
「家で(町内)放送を聞いたとき娘が一言、お父さん行こうと言ってくれた」
■娘
「3時間くらい行方不明になっていたので家に帰らせてあげたいなと思って」
女性が行方不明になっているという町内放送の情報を頼りに、探すこと30分。
■車内
「半分諦めかけて帰ろうかと思ったときに娘が下までおりて見てみようと」
娘の碧さんが、諦めずに別の場所を探していると…、夜道を一人で歩く女性を見つけました。
■父親
「(行動に移した娘を)親としてすごく誇りに思う」
9日、高校に入学する碧さん。将来は、教育関係の仕事に就き、人助けをしたいそうです。
《2024年4月8日放送》