能登半島地震の被災地へ 広島県内で広がる部隊派遣や募金活動
能登半島地震の発生から5日目。被災地には全国の自治体などから援助の要員が続々と駆けつけています。
■中国地方整備局 今津勉 緊急災害対策派遣隊 隊長
「被災地が一刻も早く復旧できるよう全力で支援活動を行って参ります」
国交省・中国地方整備局が4日から被災地に派遣するのは「TEC-FORCE」と呼ばれる緊急災害対策派遣隊です。部隊は20代から50代までの44人の職員で構成。現地では、復旧のための調査に携わります。
■中国地方整備局 今津勉 緊急災害対策派遣隊 隊長
「どの場所で道路が崩落しているとか、どの河川で護岸が崩れているとかを具体的にひとつずつ調査して参りたい」
「職員は1週間をめどに被災地で活動する」としています。
募金や義援金の受け付けの動きも拡大しています。広島市南区にある「ゆめタウン広島」でも4日から被災者支援の募金箱が置かれています。設置期間は1月末までの予定です。
■募金した小学生
「建物が全て崩れたからまた新しくきれいな建物がたってほしい」
■募金した女性
「胸が苦しくなってしまって少しでもお役に立てたらと思って。早く平穏な生活になってほしい」
県内ではこのほかにも5日午後5時過ぎまでに、広島県や福山、東広島など11の自治体が募金の受け付けを開始。募金箱を設置する動きが広がっています。
(2024年1月5日放送)