文化系クラブのインターハイとも呼ばれる、全国高校総合文化祭の演劇部門で、徳島県の城東高校演劇部が2年連続で最優秀賞に選ばれました。

城東高校演劇部は、8月2日、岐阜県で開かれた全国高校総合文化祭に四国代表として出場しました。

演じたのは「その50分」というタイトルのオリジナル脚本。

城東高校がモデルの高校が舞台で、50分の授業がなくなり、その時間に学園祭の準備をすることになった生徒はグループに分かれて、ダンスの練習や応援旗づくりなどに取り組みます。

やがて、各グループ間の軋轢や分断が拡大していく、というストーリーとなっています。

部員たちは、大舞台でそれぞれの役を堂々と演じきり、最優秀賞を受賞。

史上2校目となる連覇を果たしました。

脚本を書いた顧問の吉田晃弘教諭は、「皆が頑張ってつくったお芝居なので、それが形となって多くの人に見ていただけたり、評価されたりして嬉しい」と話していました。

城東高校演劇部は、8月24日に東京の新国立劇場で同じ演目を公演します。