太平洋戦争末期、
特攻隊員として散った若者たちの心境を伝える展示が1日から徳島市で始まりました。
「私の心は徹忠の二字であります」19歳で亡くなった特攻隊員の遺書です。
徳島市の県戦没者記念館で始まった企画展には鹿児島の
知覧基地から出撃した特攻隊員の遺書など20枚のパネルが展示されています。
「特攻作戦」は太平洋戦争末期、航空機に爆弾を積み、敵艦に体当たりする「必死」の作戦で多くの若者たちが命を落としました。
「君がため雄々しく散らん」。
こちらは出撃の前夜に書かれた25歳の若者の絶筆です。
この「特攻隊員の姿と心」は2月28日まで徳島市の県戦没者記念館で開かれています。