徳島県松茂町では夏の味覚ナシの収穫が行われていて町内の選果場では２８日から出荷の準備が始まりました。

出荷の準備が始まったのはJA大津松茂の長岸選果場です。

選果場には２８日朝、約50人の作業員が集まりました。

朝礼で、佐々木伸夫代表理事組合長が作業員たちを激励したあと作業がはじまりました。

地元の農家が収穫したみずみずしく甘みが強い「幸水」という種類の梨が集まり、作業員らは大きさや糖度で分類したり、傷がないかを確認したりして箱詰め作業を行っていきました。

JA大津松茂松茂支所の森達也支所長は「（ナシは）みずみずしいので、そのままむいて切って食べてもらったら、甘さもありますのでいいと思います」と話していました。

２８日に選果された幸水、約14トンは全て「阿波おど梨」というブランドで２９日から県内の農産物直売所や関西に向けて出荷されます。