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8月30日から31日ごろに徳島に最も接近か 台風10号は発達しながら日本の南を北北西に進む(8月27日午後5時半時点)【徳島】

2024年8月27日 19:17
8月30日から31日ごろに徳島に最も接近か 台風10号は発達しながら日本の南を北北西に進む(8月27日午後5時半時点)【徳島】
非常に強い台風10号は、8月30日から31日ごろに徳島県に接近する見込みです。

非常に強い台風10号は、日本の南を北北西に進んでいます。

中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルです。

台風は今後北西に進み、その後、北寄りに進路を変えて30日から31日ごろに徳島県に接近する見込みです。

台風の接近に伴い、8月28日は海上を中心に強い風が吹き、最大風速は陸上で北部10メートル・南部12メートル、海上で北部12メートル・南部15メートルに達すると予想されています。

また、県南部で発達した雨雲が停滞した場合には、28日の夜遅くに警報級の大雨となる可能性があります。

28日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で北部で70ミリ、南部で100ミリとなっています。

また南部ではうねりを伴ってしけとなっています。

29日にはさらに波が高くなり大しけとなる見込みです。

また、30日から31日は台風の接近に伴い潮位が高くなり警報級の高潮となる可能性があります。

気象台は土砂災害や暴風などへの警戒を呼びかけています。

阿波市阿波町のナス農家・川人孝史さんの畑では、普段から周囲に風よけのための植物を植えたり、鉄製の支柱をとりつけるなどの対策をしています。

27日は、台風10号の接近に備えて支柱の点検などを行いました。

また、風で飛ばされそうな枝やナスの実を、事前に切り落としておくなどの対策に追われていました。

(ナス農家 川人孝史さん)
「ちょっとやばいですね、大きな台風みたいなんで。(Q.事前に対策しても?)どうしようもないですね、露地物ですから。台風は(風が)上から来ますからね、仕方ないですね」

川人さんら農家をサポートするJA徳島県では、台風接近に伴う農作物等の対策をHPに掲示していて、接近時には、用水路などに近づかないよう注意を呼びかけています。

(8月27日午後5時半時点)
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