7月30日から徳島市の渭水苑で行われる「伊藤園お～いお茶杯第65期王位戦」七番勝負の第3局は、現在7つのタイトルを持つ藤井聡太王位に渡辺明九段が挑みます。

29日午後4時過ぎに両者は対局場を訪れ、実際に使用する将棋盤や駒を手に取るなどして感触を確かめていました。

王位戦は、藤井王位が先勝したものの、第2局は渡辺九段が制し、ここまで1勝1敗のタイで第3局を迎えています。

（藤井聡太王位（22））
「徳島のファンの方に毎年すごく楽しみにして頂いている対局だと思うので、明日からの第3局、全力を尽くして良い内容の将棋が指せるように、頑張りたいと思っています」

（渡辺明九段（40））
「自分自身は初めて徳島でタイトル戦を戦わせてもらう。初めてお会いする人も多いと思うので、いい将棋を見せなくてはいけないなという意気込みで、明日は指していきたいと思います」

対局は、30日午前9時に始まり、31日夜までに勝敗が決する見込みです。