憲法記念日の5月3日、熊本市では護憲・改憲双方のグループが集会を開きました。

熊本市では、憲法をまもる熊本県民のつどいが開かれ、約250人が参加しました。主催した「憲法改悪を許さない！くまもとネットワーク」の河瀬和典共同代表が「今の平和を次の世代にいかにつなぐか考えていこう」と挨拶しました。
そして脱原発裁判を担当する海渡雄一弁護士が「司法の独立を問う」と題して講演。最高裁判事が東京電力側の代理人を務める大手法律事務所に天下りしたことなどを紹介しながら「最高裁で逆転勝利することで司法を目覚めさせるきっかけにしたい」と話しました。

一方、憲法改正を目指す自民党の団体もフォーラムを開き約800人が参加しました。全国フォーラムでの自民党、岸田総裁のビデオメッセージが流れ…。

■自民党・岸田文雄総裁
「時代にそぐわない部分不足している部分については果断に見直しを行っていかなければなりません」

そして「先の臨時国会で条文案の具体化などこれまで以上に積極的な議論が行われることを期待する」と述べました。