熊本豪雨で被害…人吉市の災害時の避難路拡幅工事開始で安全祈願祭
市道拡幅工事の安全祈願祭
熊本豪雨で大きな被害を受けた人吉市温泉町で災害時の避難路となる市道を拡幅工事が始まり、安全祈願祭が行われました。
安全祈願祭には松岡隼人市長や温泉町の住民、工事関係者ら約40人が出席。
温泉町は4年前の熊本豪雨で、最大約5メートル浸水する被害がありました。
今回の工事は、全長113メートル、幅2メートルの市道を幅5メートルに広げるもので、来年2月に完成予定です。
人吉市では安全で災害に強いまちづくりの一環として避難路整備事業を22か所で計画していて、この温泉町が最初の工事になります。
■人吉市・松岡隼人市長
「発災当時に避難が滞った場所がありましたので、引き続き地域の方々と話をしながら望まれる避難路をつくっていきたいと考えてます」
最終更新日:2024年10月9日 13:13