28日昼前、玉名市の路上で大型のトカゲのような生き物が目撃されました。大きさは1メートルほどあるということです。

28日、玉名市。用水路のそばを捜索する警察官の姿が。

探していたのは、大型のトカゲのような生き物。28日午前11時20分頃、玉名市の20代男性が車を運転中に目撃しました。

場所は、玉名市北牟田にある「JAたまな中央ミニトマト集荷センター」の北東側の路上。

玉名警察署によりますと、長さは1メートルほどで、しっぽにはしま模様があったということです。警察が目撃された場所の周辺を探していますが、依然として手がかりはなく、住民からは不安の声が。

■住民
「聞いてません。今初めて聞きました。怖いですよ。作業しているのに、その辺にいるんじゃないかとヒヤヒヤしますね」
■住民
「いま草取りをしているから、そんなのが出てきたらこわいですね」

熊本市の爬虫類専門店によりますと、逃げているトカゲは、タイなどに多く生息している「ミズオオトカゲ」とみられます。

日本ではペットとして人気があり、水辺を好み、主に魚などを食べるという「ミズオオトカゲ」。基本的にはおとなしい性格ですが、臆病なため人の気配を感じると逃げてしまうことが多いということです。

玉名警察署によりますと、これまでに飼育していたトカゲが逃げ出したなどの届け出はないということです。警察は、見つけた場合は近づいたり、食べ物を見せたり、大声をあげたりせず、玉名警察署に連絡してほしいと呼びかけています。
※玉名警察署の電話番号（0968ー74ー0110）