同級生に押され階段落下し左足骨折「死ね」などの言葉も…いじめ重大事態認定

■熊本市・遠藤洋路教育長
「今回怪我をされた児童にお見舞い申し上げたいと思います。まずは子どもの気持ちに寄り添った対応ができるように心がけていきたいと思っている。経緯を含めてしっかり調査して再発防止に関しましても考えていきたい」
関係者によりますとことし1月、熊本市立小学校で5年生の男子児童が同級生から押されて階段から落ち、左足を骨折する全治6週間のけがをしたということです。児童は複数の同級生から殴られたり蹴られたりしていて「逃げる途中に階段から落ちた」と説明しているということです。また児童は去年春ごろから「死ね」や「出しゃばるな」などと言われていたということです。
熊本市教委は学校からの報告を受けて、この事案をいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定したということです。また事実関係を調査する方針で、第三者による調査委員会を立ち上げるかどうかなどは今後、検討するとしています。