高知市内の公立中学校は3月12日が卒業式です。このうち土佐山学舎では、義務教育学校になってからの1期生が9年間を過ごした学び舎を巣立ちました。

高知市の義務教育学校・土佐山学舎では12日に卒業式が行われ、中学3年生にあたる9年生13人がハレの日を迎えました。

土佐山学舎は人口減少から児童・生徒数が少なくなった土佐山小学・中学を統合して2016年に義務教育学校としてスタートしたもので、12日に卒業式に臨んだのはその1期生です。

式では福井佳織校長が卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、「みなさんの可能性は無限大。夢を持ちたくさんのことに挑戦してほしい」と激励の言葉を送りました。

そして、卒業生を代表して里見美咲さんが9年間の思い出と感謝を語りました。

土佐山学舎では地元の土佐山地域の学習に力を入れていて、卒業生たちは地域への思いも胸に通いなれた教室に別れを告げました。

山間の学び舎で9年間を過ごした生徒たちは、それぞれの夢に向かって新たな一歩を踏み出しました。