プロ野球セ・リーグで優勝した阪神タイガース。大活躍した1人が、今年ソフトバンクから移籍した大竹耕太郎投手です。出身地の熊本では思わぬ「お祝いフィーバー」が。

リーグ優勝した阪神で、これまで自身最多の12勝。チームトップの勝ち星をあげている済々黌高校出身、大竹耕太郎投手。出身地の熊本では…。

■平井友莉アナウンサー
「阪神の優勝に大きく貢献した大竹選手。熊本土産の定番のアレにも注目が」

アレとは、熊本土産の定番のひとつ「武者がえし」。

阪神が優勝した9月14日。大竹投手のSNS投稿に、販売元のお菓子の香梅｣がお祝いの言葉を返信。

するとその後、大竹投手から返信が！『武者がえしが食べたいです。笑』

■お菓子の香梅広報担当 湯川昌史課長
「まさか返信が来ると思わなくて、大変驚きました。急きょ社内で準備して、今回100個お送りしました」

数日後、大竹投手は、宇土市出身で九州学院卒の島田海吏選手と球団に届いた武者がえしを紹介。すると、関西だけでなく全国各地の阪神ファンが続々と買い求める展開に。

4日間で通常の約10倍の200件ほど注文が入りました。注文した人からメッセージも…。
『大竹選手が好きで阪神にたくさん届いたらしいので買ってみました！』
『周りの阪神ファンに大竹選手が好きな熊本銘菓だよと配ってあげるつもりです！』

■お菓子の香梅広報担当 湯川昌史課長
「ぜひ今回を機に、武者返しを食べたら勝てるというような、げんを担いでいただけるといいなと思います」

熊本の「思わぬ大竹フィーバー」。熊本ラーメンの「黒亭」でも起きていました。

■熊本ラーメン 黒亭 SNS担当 田原千夏さん
「ポストを頂いてから、パッと10件くらい入って。普段そんなことはなくて、これは大竹選手の影響だなって思って」

9月26日、大竹投手が12勝を挙げた際に投稿したSNS。『黒亭さんからも甲子園にお祝いが届きました。帰省したら食べに行きます』

送ったのは、大竹投手と高校の同窓会で交流があった平林社長。2桁勝利と優勝を祝って、自らラーメンを購入し、大竹選手に贈りました。

■熊本ラーメン 黒亭 平林京子社長
「優勝して本当によかったなという思いで一杯でした。まさか投稿していただいたのはすごくうれしくて、ここまで話題になるとは思っていなくて、びっくりしました」

大竹投手がSNSを投稿した後、特に関西方面方からの注文が急増しているといいます。
『大竹選手のSNSでの紹介で大竹選手の好きなものを味わってみたくて購入しました』
『大竹選手オススメのラーメン！楽しみです』

■熊本ラーメン 黒亭 SNS担当 田原千夏さん
「大竹選手が、いかにファンの皆さんに愛されているんだなと伝わりました」
■熊本ラーメン 黒亭 平林京子社長
「熊本ラーメンをたくさん食べてもらって、熊本ラーメンパワーで頑張ってもらえれば。日本シリーズ、応援しておりますので頑張って下さい」