【密着】大規模災害で救出 警察の災害対応エキスパートや自衛隊・消防などが合同訓練
大規模災害を想定して、警察や自衛隊など約500人が参加した合同訓練が18日、八代市の球磨川河川敷などで行われました。その訓練にカメラが密着しました。
大規模災害を想定して八代市で行われた合同訓練。災害対応のエキスパートである警察の広域緊急援助隊約410人と、陸上自衛隊や消防などから約90人が集結しました。今回は、能登半島地震を踏まえ、道路寸断による集落の孤立などを想定して行いました。
こちらは、裏山が崩れ土砂に埋まった車からの救出活動。土をかき分けて、中にいる人の状態を確認し、車体を切り開いて救助します。
一方、球磨川の対岸に近づく警察のヘリコプター。川が氾濫して着陸できないため、空中で停止した状態で取り残された人を引き上げます。
1月には宮崎県で震度5弱の地震が起きるなど、いつ起こるかわからない災害。命を守るためには。
■熊本県警本部警備第二課危機管理室 谷口健太郎室長補佐
「まず避難ですね。避難することが大事だと考えています。その判断をするためには、情報を収集し、まずは自分の身は自分で守ることをお願いしたい」