熊本・産山村でグライダー墜落 機体の翼折れ男性病院搬送 航空事故として現地調査へ
25日、熊本県阿蘇郡産山村でグライダーが墜落し、男性1人が病院へ搬送されました。
警察と消防によりますと25日午後4時半頃、産山村のヒゴタイ公園の原野に福岡県の21歳の男性1人が乗ったグライダーが墜落しました。
男性は、ドクターヘリで熊本市内の病院に運ばれました。
搬送時に出血や骨折は見られず、意識はあったということです。
男性は大学のサークル活動中だったとみられ、グライダーが離陸した阿蘇市にある阿蘇場外離着陸場によりますと、別の小型飛行機が引っ張って離陸しました。
そして空中で引っ張っていたワイヤーロープが弛むなどしたため、予定より早くグライダー側でワイヤーを切り離し、その後、墜落したということです。
国の運輸安全委員会は航空事故調査官を現地に派遣し、詳しい原因などを調べる方針です。