ギフトカードなどを会社の金で発注し、約8200万円を支払わせ損害を与えたとして、39歳の会社員の男が逮捕されました。

背任の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区の会社員･石本真太郎容疑者(39)です。警察によりますと石本容疑者は、昨年3月から9月にかけて勤務する会社で社内表彰やキャンペーンに必要とうその報告を行い、業務上必要のないギフトカードなどを発注。その購入代金約8200万円を15回に渡り会社に支払わせ損害を与えた疑いがもたれています。

去年9月、別の部署の担当者がカードに使われた費用が高いことを不審に思い調べたところ事態が発覚。警察が捜査し、逮捕に至りました。

警察によりますと石本容疑者は発注したギフトカードを全額換金し、一部は投資に使ったとみられます。調べに対し石本容疑者は容疑を認め、｢遊ぶ金や投資でお金儲けしたかった｣と供述しているということです。