福岡管区気象台は15日、阿蘇中岳の噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げました。
火口周辺ではおおむね1キロ圏内への立ち入りが規制されます。

阿蘇中岳・午前11時半頃阿蘇中岳の山上ターミナルでは火口へのゲートが閉ざされました。

気象台によりますと、阿蘇中岳では15日9時過ぎから火山性微動の振幅がやや大きい状態で継続しています。
また5月9日の調査では、火山ガスの放出量が1日あたり1600トンとやや多い状態でした。
中岳の噴火警戒レベルが2になったのは、4月26日に「1」に引き下げられて以来19日ぶりです。

■福岡からの夫婦
「車で入ろうと思ったら断られたから歩いて入れるというような話だったからここまできたけど全然入れないということで残念です」

■神奈川からツーリングに来た男性
「（横浜からの）ツーリングのメインだったんですけどすごく残念です」

■北海道から来た男性
「阿蘇はツーリングの一番魅力的な地域なので来年リベンジでまた来たいと思っています」

阿蘇山上は4月に立ち入り規制が解除されて以降、ゴールデンウイーク期間中は1日約6000人、平日でも1日3000人近くが訪れていました。